有名私立大学職員が教える

有名私立大学職員が考える、大学生が今すぐにやるべきこと3選

  1. 有名私立大学職員が執筆
  2. 授業等に関する部署・学生生活全般に関する部署・就職に関する部署を経験
  3. 大学職員になってから知り、学生のときに知りたかったと思ったことを発信

・大学生って、自由な時間も多いけど、何かやっておいた方がいいことはあるのかな...
・就職活動前にできることってあるのかな…
・アルバイトやボランティアはやっておいたほうがいいのかな…
・取っておいたほうがいい資格はあるのかな...

こんなお悩みを全て解決していきます。

私は大学生のころ、大学職員に、
「時間がたっぷりあるので、取った方がいい資格ややっておいたほうがいいことはありますか?」と聞いたことがあります。

大学職員からの回答は「特にありません」の一言でした。他の業務が忙しかったんですかね。
一学生の漠然とした質問には答えてもらえませんでした。

でもこれは間違いでした。

自分が大学職員になった今、大学生の間にやるべきことはあると感じます!!
今回は、4年間しかない大学生活を有意義に過ごすために、今すぐにやるべきことを、3つ紹介します!

この記事の内容

  • 大学生が今すぐにやるべきこと3選
  • 大学生が3つのことを今すぐにやるべき理由

有名私立大学職員が考える、大学生が今すぐにやるべきこと3選

有名私立大学職員が考える、大学生が今すぐにやるべきこと3つはこちらです。

  1. TOEIC受験
  2. アルバイト、ボランティア参加
  3. OB・OG訪問

それぞれ理由とともに解説していきます。

大学生が3つのことを今すぐにやるべきことと、その理由

①TOEIC受験

「TOEIC受験」をするべき理由は、自分の英語の実力を知り、さらに英語を学ぶことで、
就職活動のときや、社会に出たときに、あなたにとってプラスになるからです。

「楽天株式会社」やユニクロを運営している「ファーストリテイリング」等、
社内公用語を英語にしている企業もあります。

社内公用語とまではいかずとも、海外拠点のある企業や、外国人とともに働く可能性もあります。

有名私立大学の就職に関する部署にいた時には、企業の人事担当者と話すことが多くありましたが、
海外拠点のない企業でさえ、英語はできるに越したことはないと言っていました。
取引先が海外企業の可能性もあるからです。

英語ができるだけで合格できる企業はありませんが、社会人になるうえで、
英語ができることや、英語をできるようになるために行った努力は、確実に学生さんの基盤になります。

他に目指すべき資格がないのであれば、まずはTOEIC L&Rを受験し、自分の実力を知り、さらに英語を勉強して、英語の能力を高めましょう。

ここまで読んで、

じゃあまず、ある程度英語の勉強をしてから、TOEIC L&Rを受験しようっと。

と思っていませんか?それは大きな間違いです!

目標もなく、なんとなく英語の勉強をしようと思っていても、
やる気があるのははじめだけ。これまでにもそんな経験はありませんか?

まだ英語が得意じゃなくてもいいんです。点数が全然取れなくても構いません。
まずはTOEIC受験をするところからスタートすると、自分の今の実力がわかり、さらに目標を明確にできます。

英語を勉強したことがある。だけでは意味がありませんからね。

自分の実力を知り、目標を立て、工夫・努力して勉強し、結果を出す。この流れを実践できたなら、これこそが、就職活動でアピールできる一つのエピソードになるんです!

さあ、ここまで読んだ学生さん。他にやることがないのなら、TOEICの試験に申し込みましょう!!

大学によってはTOEICの受験費用を大学が一部負担してくれる場合もあるので、各大学の学生用サイトもよく確認してから、申し込んでくださいね。

②アルバイト、ボランティア参加

2つ目の「アルバイト、ボランティア参加」をするべき理由は、取り組んだことがすべてあなたの経験になるからです。

大学生活は、高校までとは違い、自分で授業を選んで履修したり、空きコマがあったり、
夏休みや春休みが2ヶ月近くあったり、自由度が高いと感じているのではないでしょうか。

その分、大学の出口である、就職活動の際には、
各個人が何を行ったか、どんな経験をしたか、どれだけ積極的に行動できたか、が評価されます。

もちろん学生である以上、学業が第一優先ですが、それ以外の時間をうまく活用して、
様々なことに挑戦できるかどうかで差がつきます。

ただし、ただ単にアルバイトやボランティアをすればいいというわけではありません。
アルバイトやボランティアを通して、何を学んだか、自ら工夫・努力して行ったことは何か、等を意識して取り組むことが重要です。

先ほども言いましたが、自分の実力を知り、目標を立て、工夫・努力して、結果を出す。この流れが重要です。

とはいえ、それを実践する場がなければ、何も始まりませんよね。
だから、アルバイトやボランティアをおすすめしているんです。

先ほどの英語と同じで、アルバイトやボランティアをしているだけで合格できる企業はありませんが、
何もしていなければ、何もアピールできることはありません。

よく考えてみてください。

この学生さんは、アルバイト等で働いたこともないし、ボランティア経験もない。社会に出たことがないし、自分がどんな風に働けるのか、どんな仕事が好きなのか、自分でもよくわかっていないようだけど、うちで採用しよう!

と思う企業の人がいると思いますか?

ほんの少しでも、やったことがある人、ない人、には大きな差があります。
種類は問いません。とにかく、行動してみてください。

ここまで読んでくれたのなら、まずは無料のサイトに登録してみましょう。
どこのサイトでも構いませんが、登録無料で、最大1万円のお祝い金がもらえる「マッハバイト」をご紹介します。

また今度やろうと思っていてはいつまで経っても進めません。今日、今、一歩を踏み出してみてください。
社会勉強です。案外楽しかったりするものですよ^^

③OB・OG訪問

3つ目の「OB・OG訪問」をするべき理由は、実際に社会人として働いている人の話を聞くことができるからです。

OB・OGとは、自分の大学の卒業生のことです。


就活で、希望する企業についていくら調べても、実際に大学を卒業し、働いてみるまでは、その会社のことを深く知ることはできません。
本当に、実際に働いてみないとわからないことだらけです。

仕事内容は好きでも、職場の雰囲気がよくなければ、本当に働きづらいです。
逆に、職場の雰囲気が良くても、毎日深夜まで残業続きでは体力が持ちません。


入社前にはわからなかったことがたくさんあり、入社後にそのギャップに悩み、実際に私の妹は入社3年目で仕事をやめました。
入社1年未満で仕事をやめた友人もいます。話を聞いていると、やはり、入社前後のギャップが原因でした。

そうならないために、取り入れて欲しいのが、OB・OG訪問です。
一度、各大学のキャリアセンター、就職支援室、キャリア支援室と言われるところに行ってみてください。


就職活動と聞くと、4年生だけのことなんじゃないかと思われがちですが、近年は就活の早期化がかなり進行していますし、
大学のキャリアセンターではどんな情報を得られるのか、確認しに行くくらいの感覚で大丈夫です。

あの・・・就職活動のこととか、何もわかっていないんですが、ここって何ができるところなんですか・・・?

と入ってきてくれてOKです!
実際にそういう学生さんも多く、就職活動の心得、大学に届いている求人の見方や、
履歴書の書き方、参加するべきガイダンス等、お話しすることはたくさんでした!


無料の就職活動準備講座等を開催していることを知れたり、1~2年生のうちからやっておいた方がいいこと、
インターンシップ等の話を詳しく聞けるかもしれませんよ!

とにかく、数百万円もの学費を払っているんですから、大学の施設は隅から隅まで利用しましょう!
そうやって早めからキャリアセンターを利用できる学生さんは、準備がしっかりできるので、就職活動にも困らない印象です。

2024卒の学生さん(2023年1月時点で3年生の方)で、下記の大学の方は、
そのOB・OG訪問をアプリで行えるサービスがあるんです!


自分が大学生のときにはなかったサービスで、私は先生の紹介やキャリアセンターを利用して、
OB・OGに一人ずつアポをとって、日時と場所をセッティングして・・・
としていましたから、このサービスを知った時、目からうろこでした。


3万人以上の有名企業に勤務しているOB・OGが登録しており、セミナーやインターン情報も見られるんです!


将来のことに関する悩みをOB・OGに相談できたり、就活の進め方、悩みを内定者に相談できるため、
本格的な就職活動を始める前に、ぜひ利用してほしいサービスです。

ただし、このサービス「ビズリーチ・キャンパス」は大学別のサービスで、
下記のリストにある大学の学生さんのみ、利用ができます。

「ビズリーチ・キャンパス」開校大学一覧
青山学院大学、大阪公立大学、大阪大学、お茶の水女子大学、海外大学、関西大学、関西学院大学、学習院大学、九州工業大学、九州大学、京都大学、近畿大学、慶應義塾大学、甲南大学、神戸大学、国際教養大学、国際基督教大学、駒澤大学、滋賀大学、静岡大学、上智大学、専修大学、千葉大学、中央大学、筑波大学、津田塾大学、電気通信大学、東京外国語大学、東京工業大学、東京大学、東京都立大学(旧 首都大学東京)、東京農工大学、東京理科大学、東北大学、東洋大学、同志社大学、名古屋工業大学、名古屋大学、日本大学、一橋大学、広島大学、法政大学、北海道大学、明治大学、横浜国立大学、横浜市立大学、立教大学、立命館アジア太平洋大学、立命館大学、早稲田大学

リストにない大学の学生さんはすみません。まずは、先ほど言ったように、キャリアセンターを利用してみてくださいね。

もし、ここに大学名があるのなら!利用しない手はありません!
まずは無料の会員登録です!

まとめ:とにかく初めの一歩を踏み出そう

・大学生って、自由な時間も多いけど、何かやっておいた方がいいことはあるのかな...
・就職活動前にできることってあるのかな…
・アルバイトやボランティアはやっておいたほうがいいのかな…
・取っておいたほうがいい資格はあるのかな...


本記事では、こんな方に向けて、有名私立大学職員が考える、大学生が今すぐにやるべきこと3選を解説いたしました。

繰り返しになりますが、本記事の主な内容は下記2つでした。

この記事の内容

  • 大学生が今すぐにやるべきこと3選
    1. TOEIC受験
    2. アルバイト、ボランティア参加
    3. OB・OG訪問
  • 大学生が3つのことを今すぐにやるべき理由


もし、まだ何も行動していない場合は、かなり大きな伸び代があるので、とにかくまず1つ取り組んでみることが大切です。
はじめの一歩が踏み出せるかどうかで、あなたの大学生活が大きく変わるといっても過言ではありません。

すべての学生さんがステキな大学生活を送れるよう、応援しています。

  • この記事を書いた人

tete

有名私立大学職員

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